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立花守

立花守

立花守(たちばなまもり)、守紋のひとつ。立花氏の定紋であり、柳川守との別称もある。有名な戦国武将では九州きっての勇将と名高い立花宗茂が使用していた家紋。

細長い筒をクロスさせた図形を中央におき、そのまわりに銀杏の葉のような飾りがあしらわれた紋。この一風変わった紋は立花家の定紋(公式の家紋)として用いられる祇園守紋です。祇園守紋は京都八坂神社の守り札をあらわしたものとされています。中央の二本の筒が守り札で、銀杏の葉のような飾りは、守り札に結ばれた緒がひらりと広がる様をあらわしているのでしょう。中心に緒の結び目があらわされているのが特徴ですが、この結び目は形式化されて巴文のような形にあらわされることもあります。参照→ 立花家十七代が語る立花宗茂と柳川より引用