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六葉紋

六葉とは六つの花びらまたは六枚の葉を形どった釘を隠すための建築金具。扉や長押(なげし)、神社仏閣の懸魚と呼ばれるところに装飾される。

また懸魚とは破風板部分に取り付けられた妻飾りのこと。古来中国では屋根に魚を吊るすことで魔除け・火除けのまじないがあり、その習慣から魚の形をしたものが装飾されていました。寺院の建築技術と共に中国から伝わったとされる。

本来であれば懸魚を表す魚が文様として残っていてもいいはずなのだが、何故か魚は家紋の世界では嫌われていたようで六葉が代替となってきたようだ。

代表使用家
水野